NATS、その1

 タイトルにあるNATSとは「自動車総合専門学校 ニホン・オートモービル・カレッジ」のことなのだ。ここで技術を修得し、その成果がこんなに大きな舞台で披露できるとは、なんともうらやましい限りである。さぞややりがいのあることだろう。普通の専門学校なら、せいぜい父母に見せるくらいなのだが、規模とレベルが違いすぎる。ここでの成功体験・観客の反応を励みとして実社会での活躍につなげてもらえばと思う。
 余談だが、車関係のHPをやっていると、自動車趣味をやっている人をおしなべて評価すると、成功体験もしくは失敗事例に基づく問題意識の欠如から物事の本質が理解できず、それゆえに現状をよりよい方向に改善していこうという人が非常に少ないことに気が付く。この一文は観念的なものだが、自動車趣味の本道の追求を目的とする当HPをご覧の皆様ならば、何をいわんとするかご理解いただけるものと期待する。




 ま、堅い話は抜きにして、さっそく車をみてみよう。
下の写真はMR−2。NATSの手にかかるとこいつが・・・・




 こうなる。




 フロントのデザインがすきですねえ。ライトはセリカのものだ。このように量産車をベースとし、さらに量産の部品を流用することによって車を仕上げているのだ。本物のセリカやMR−2よりこっちの方がかっこいいぞ。




 次は、RX−7のカブリオレ。テンパータイヤを履いているこの情けない廃車が・・・




 こうなった。バンパーはFDのもの。車幅が違うはずなのに、うまく合わせ込んでいる。ヘッドライトはスマートのかな??


フラッシュをたかない撮影のため、手ぶれが多いです


 リアはコペンのランプを流用。原型となったFCよりグラマスなボディーとなった。