錦帯橋付近は怪しい車でいっぱい

 実際の時間軸でレポートをまとめると順番が逆になるのだが、まずは錦帯橋付近の様子について見てみたい。錦帯橋とは岩国市を流れる錦川にかかる木製の橋で、国の名勝となっている。前のページの写真のとおり結構でかく、山口の観光スポットの1つである。

 こちらの少々古い車、ナンバーが日本の物ではない。これは岩国に米軍の基地があるためだ。どうせ任期がきたら本国へ帰るので、きれいな車でなくてもかまわないのだろう。まあ、これは米軍のあるほかの地域でも見られることだ。



 この車はなんだ?? 白いボディーに青のペンキでも塗ったのだろうか。塗膜がぼろぼろになっているではないか。う〜ん、怪しい。




 シティーのカブリオレもあった。今となっては珍しい車だ。教えてもらったのだが、シティーのカブリオレはホンダの工場でつくられたものではなく、東洋工機=ちょっと前話題の「パジェロ製造」で作られたものなんだそうだ。なぜこんなことになったかというと、キーポイントは幌。東洋工機はジープなどを作っていたため、幌付の車を作るノウハウがあったというわけ。しかも東洋工機自体が幌メーカーの東洋紡の関連会社であったのだ。紡績関連会社が自動車を作るか?と疑問をもたれる方もいるかもしれないが、実は特異なケースではない。トヨタの車の一部は「豊田自動織機」というところで作られている。またマツダの宇品工場の一部は、紡績会社の工場跡地に建てられている。しかも原爆を受けた紡績工場の建物一部がまだ残っている状態。自動車会社と紡績会社は、こうみると結構縁が深い。




 極めつけはこれ。昼飯を買いにセブンイレブンまで行ったのだが・・・・




 なんとまだ、ちびっこチョロQの専用ケースが売られているではないか! 本体はすでになかったが、発売されて1ヶ月以上経過して在庫があるとは。



 というわけで、この周囲はかなり怪しいところであった。素晴らしい。