ロータス・コルチナ

 カプの他にも怪しい車がたくさん来ていた。




 その中でも、私的には初めてみる車を発見! ロータス・コルチナである。ただし、ロータス関係の車は今となっては訳の分からないものが多いので、この車が本当にロータス・コルチナかどうかはわからない。というのももともとはフォードの車にロータスのツインカムを乗せたのが、ロータス・コルチナだからである。エンジンを積み替え、ロータスのエンブレムをつければ、いくらでも複製可能だ。




 コルチナはマイナーゆえに、一般的な日本語の呼称が定まっていない。コルチナと書かれる事もあれば、コーティナと書かれる場合もある。私もどちらが正しいのかわからない。




 元祖・羊の皮をかぶった狼であるコルチナの子孫は、MSVのデザインの原型ともいわれるフォードRS200へとつながっていく。




 さらに意外なつながりもある。フォードのコルチナの場合、エンジンが通常のスーパーセブンと同じ、KENTエンジンなのだ。ただし、シリンダーヘッドが若干異なっており、フォードコルチナの方が圧縮比が高い。このあたりも羊の皮をかぶった狼たるゆえんであろう。