ボンネットダンパーのついたカプ
今回はなかなか面白いカプチーノが集まったので紹介したい。AZ−1にも応用しよう。なおきっちきちに詰められた状態での撮影となったため、うまく撮れていない部分もある。
まずはこちらのカプ。注目したいのはボンネットのダンパーである。ノーマルのカプはボンネットを手であけてロッドで支えるタイプだが、この車は高級車で採用されているダンパーがつけられているのだ。ダンパーがついているとなると黙っていられなくなるのがAZ−1オーナーである(笑)。


こちらは通常のカプ
ダンパーを拡大してみる。ラベルが剥げかけているが、ガレージジョーンが販売しているものだ。

製造元はカヤバだった。

付け根部分を拡大してみる。ボンネット側についている方。ダンパーはもともとボンネットに付いていたヒンジに共締めされる形でついていた。ボンネットのヒンジとボンネットは通常片側2本のネジでとめられており、これはカプもAZ−1も同じ。このダンパーはそのうち1つのネジとともに共締めされている。またボンネットとダンパーのあて板との間には板ゴムが挟まれている。
フェンダー側に付いている方。これはフェンダーの取り付けネジと共締めされていた。

AZ−1の場合、フェンダーをとめる部分が段つきになっており、カプのようにほぼ直線というわけではない。カプのものを小改造で取り付けるということは出来ないが、リアのエンジンフードならばできそうだ。ドアがダンパーで自動的に開き、ボンネットをダンパーで自動的に持ち上がり、さらにエンジンフードまでもダンパーで自動的に上がっていく。AZ−1的には夢のような改造ですな。