ちびっこチョロQ、詳細

 以下はメタリックではないノーマルのちびっこチョロQ。3台まとめて撮影したが、全てビニール袋入り。これは保存用のちびっこチョロQだからだ。これを書いている時点で、白以外は遊び用の確保がまだできてないのよ。




 私が入手したものだけか、それともロット違いでそうなるのか、すべてそうなのか、赤と青・白で異なる部分がある。それはホイール。赤は白のホイールだが、青と白はメッキなのだ。



 なぜかリアのエアインテークがチケットウインドウの下にある。よく見ると、パッケージに掲載されているものと実物とで違いがある。実物のエアインテークは黒の筋がプリントされているだけなのだが、パッケージではエアインテークに立体感が出るような描かれ方をしているのだ。塗装の仕方の違いでコストが高くなるとは思えないのだが、細かい塗装のため仕上がり具合の歩留まりが悪くなったので、市販時には採用が見送られたのだろうか。またサイドシルのアウターパネルの出っ張りも異なる。市販に至るまでに、結構細部に変更があったものと思われる。



 ノーマルのAZ−1を拡大してみる。使用したのは白のボディー。これが説明するのに一番わかりやすいためだ。
 フロント及びリアのウインカー部分がオレンジで塗装されている。ちなみにボディーが赤だと塗装されているのかどうか判別がつなかくなる。写真ではわからないが、ウインドウの部分は黒く塗られているのではなく、濃いダークブラウンで、強い光にあてると内側が透けて見える。ヘッドライト部分も塗りではなく、ダークブラウンである。



 詳細検討のついでに、他のちびっこチョロQとの出来・細い部分のディテールも比較してみたい。比較対照はノーマルのZ。Zはフロントウインドウのモール部分が銀色に塗られている等してあり、かなり細かい出来になっている。バンパーやオーバーフェンダーもツートンでの仕上げ。それに対してAZ−1というと、とりたてて緻密な塗装にはなっていない。まあこれは実車のモールが黒いし、バンパーもボディー同色なので仕方ない。我々からすると作り手が手を抜いているようにも見えるが、作り手とすれば「元の車が手を抜いているのだから仕方ない」と反論するだろう。ごもっとも。




 実はこの他に、同時発売されているものがある。それが、ちびっこチョロQ大図鑑だ。




 その中に、開発者インタビューが。AZ−1はチョロQにするネタが無くなったから作ったのではなく、狙って作っていたのだ。







 次は、このちびっこチョロQがどの程度の大きさかみてみよう。