その他の部品の様子
最初はオイルパン。異物らしきものもなく、特に問題ない。
メタル類を見ていると、これも特に問題ない。
ところがコンロッドのメタルを分解したら、とんでもないものが出てきてしまった。緑色をしているため、どうやら冷却水が入ってきたらしい。ガスケットがダメになったためか、それとも腰上を分解している時等に入ってしまったのか・・・
以上まとめると、
1.ピストンの溶損は、クランクケース内の部品に影響を与える可能性は少ない。
2.ピストンが溶けると、シリンダーブロックはボーリングしないと使えない可能性が高い(当たり前)。
3.ピストンはダメになっても、ピストンピン以下は使えそうだ。
この腰下、送料が結構安かった。ヤマト便(小さな引っ越し便)で送ることが出来て、本州内での輸送なら2500円くらいだった。エンジン丸ごと1台だと1万円くらいかかるのだが・・・安い腰下が出たら買っておいても損はない。
話は変わるが、仮にエンジンを購入して発送してもらう場合、丸ごと1つ送るより腰下と腰上で分離して別個に送ると4000円くらいでいけるのではないだろうか。エンジン1台を送るのだったら、送料の他に梱包費もかかるのだが、分離して送る場合は軽くなるため簡易包装で十分だ。現にこのエンジンは、プチプチでぐるぐる巻きにされた状態で送られてきた。