トヨペットクラウン、その2

 さてさて、最大の特徴である観音開きだ。下の写真は車の前方から後方にかけて撮影したものである。一見すると、後から前を撮影しているようにみえるのだが。




 後のドアをあけたところを撮影したもの。RX-8とは異なり、Bピラーが存在する。RX-8の場合は前側のドアを開けないと後のドアが開かない。これは安全確保の目的もあるのだが、クラウンは独立して開いてしまう。




 エンジンを見てみよう。排気量は1500cc、出力は62馬力である。



 さすがは高級車。ブレーキのシリンダーはタンデムだ。




 オーナー氏曰く、この車は映画に出たこともあるそうだ。ギャラはなかったがテロップには出たとのこと。このクラウンのことなら知らないことはないと豪語するオーナー氏にも、あまりに意外すぎて気が付いてない部分があった。それが下の写真の赤線部分。なんとこの車のエンジンオイルはディーゼル用が標準だったのだ(驚愕)。なんで〜、信じられん。




 上の写真、右には「トヨタ」のマークが、左には「名古屋城」?? トヨタ純正のエンジンオイルの名前は「キャッスル」なのだが、その「語源」はプレートに刻まれている名古屋城なのかもしれない。余談だが、ダイハツの三輪トラックについているエンブレムの大阪城といい、この時代は城シリーズが続きますなあ。