内装で使えるもの

 一見AZ−1と全く異なる内装だが、使えるものもあるのだ。




 エアコンの吹き出し口。色は違うのだが形は同じだ。黒く塗装して流用しよう。




 コンビスイッチも若干形は異なるが使える。キャロルのものにはコラムの上にハザードのスイッチが付いているのだ。これをはずせばOK。キャロルのコンビスイッチをAZ−1に流用すると間欠ワイパーが作動しなくなるという話があるが、どうやらこれは間欠ワイパーのスイッチ自体が存在しないキャロルのコンビスイッチを使ったために出てきた話ではないかと考えられる。私自身6本ほどキャロルのコンビスイッチを持っているのだが、その中に1つだけ間欠ワイパーのスイッチの付いていないものがあった。その他のコンビスイッチをAZ−1に実際に取り付けて作動確認したところ、どれも正常に間欠ワイパーが作動した。写真の矢印の部分に「INT」と書いてあるものを買おう。
 なおキャロルのコンビスイッチを買うときは、白い文字の表示がちゃんと残っているかどうか確認して買おう。




 内装部品とは言い難いが、助手席のフェンダーあたりにコンピューターが入っている。これ、コネクターの形状がDOHCのコンピューターと同じで、これをAZ−1に付けるとちゃんとエンジンがかかる。ちょっと動かしてみたが、とりあえず普通に走った。しかし高負荷では混合気が薄くなりピストンが溶ける可能性もあるので注意が必要だ。