競技開始前

 ところが目が覚めてみたら、、、霧ですよ、霧!高速道路は小倉から太宰府まで閉鎖中、、、どうにかHSRに着いてみたら、霧は晴れて、路面がウェットな以外は問題なし、ケータリングサービスのミスター・ドーナツをパクつきながら取材開始。杉本選手よーしぃ! 山下選手よーしぃ! 平尾選手よぉーしぃ! 指差し呼称で確認しながら有力選手をチェーック! ところが相馬が居ない! どーしたぁっ! 最終戦じゃろうがぁっ! 盛り上がらねーだろうがぁっ! 教育的指導かましたるぞ! こらぁっ!一人空しく盛り上がっていると、何かへん?あのド派手で下品なカラーリングのAZ−1が何処にも見えない、、、、霧がまだ晴れてねーからなぁ、仕方ないかとか思っていたら、ここで重大ニュースをゲット、タービンブローでAZ−1の出走停止だぁっ? 代わりに借り物ワークスだとぉっ! 山下選手は私の怒りに怯えて、逃げ回っているじゃあーりませんか。


AZ−1でくれば良かったなあ by 山下選手

うーん、AKクラスの覇者を目指す平山選手は今回家族総出で出場しているし、まあ、良しとするか、、、と思ったら熊本のクラブレスポンス初代組頭組長はタービンブローで出走停止、、、


年間優勝してご機嫌の平山ファミリー

 その本人は笑いながら登場しちゃいます。「へっへっへ、親分さん、、タービンしまえたけんがHT06タービン、ゲットしましたぜ、、、」
 うーん、私の性格を完璧に見通している。先手を打ったか、、、このタービンはエキマニ形状が現行とまったく一緒なのだからすぐに装着可能だし、回せるタービンだけど、、、こいつを装着する時はタービンのインテークを旋盤で削りだして装着しましょう。丁度いい所に空間がぽっかり開いてますから、AZ−1の設計者はよく分かってますなぁ。
 「スズキスポーツのコンピューターにスーパーAFCで燃調取ってるんですけど、ブースト1.5キロでブーストカットが入るとですよ」昔から危ない奴、いじり倒しーののクラブレスポンス。


クラブレスポンス小池隊長

普通エンジンがしまえるセッティングを平気でやってしまう。インジェクターを大容量に交換しているから良いようなものの。ここは先哲の威厳を見せて優しく諭してあげなければ。「あのなぁ、スポーツコンピューターはどこばどういじょっとるか、分からんとじぇ、AFCやら追加するならノーマルコンピューターを再セットする位にしちょかんや。信号ば無視させるとがあげな部品の仕事じゃろうが。違う信号が入った時点で、おかしかち判断するったい。ノーマルコンピューターでもAZ−1のは良かけんが、ノーマルが一番たい」
 皆さん、補助装置等を追加する時はノーマルコンピューターでセットしましょう。まあ、こんな極端なセットするのはクラブレスポンスの面々位でしょうが。タービンという物は、ある程度のブースト以上では効率が極端に低下します。従ってあんまりブーストを上げすぎるのはお勧めしません。タービンの寿命が短くなるばかりで、百害あって一理なしってトコですか?