お友達紹介、ARIEL ATOM、その1

 こっちは、ロータス23B以上に公道を走っていいのかと思ってしまうデザインをしているARIELのATOM。なんでこの車がロータスに関係あるのかというと、エンジンがエリーゼのものと同じなのだ。私が出入りしているショップ(というか工場というか)でいじりたおされている車である。




 この車で特徴的なのは、フォーミュラカーのようなエアインテーク。そこに車検と6ヶ月点検と車庫証明のシールが貼ってある。おちゃめ。少なくとも車検のステッカーは、バイクと同じナンバープレートに貼る小さいやつの方がいいとは思うのだが。




 リアのコンビランプは変更されて、ポーターのものになっていた。




 下の2枚の写真を見てみると、1台はフレームにアルミの板がはってあり、もう1台は貼っていない。貼っていない方が通常の姿なのだが、なぜアルミ板がはってあるかというと、剥き出しの状態では車検に通らないからなんだそうだ。






 話によると、この車のナンバーを取るときに、さんざん念書を書かされたそうだ。その数、17項目。検査官に言わせると、本来ならこれでもまだ足りないのだが良しにしようとのことだった。どんな念書かというと、「この車は衝突試験を行っていないので、ナンバーはくれてやるが、事故が起こっても国土交通省は一切関知しない」、「この車のガソリンタンクはテストを行っていないので・・・一切関知しない」等々。しかも検査官との対面で念書をとらされたそうだ。こういう面からみても、すごい車ですな。