お友達紹介、ロータス23B、その2

 エンジンはロータスのツインカム。よくT/Cと書かれていることがあるが、今の車の感覚で言うと「ターボ チャージャー」の略になる。しかし、これは当時ものなのでツインカムの略なのだ。




 注目したいのはドライブシャフト。下の写真はナックル側のジョイントである。ドライブシャフトブーツがないことに驚かされるが・・・




 さらに驚かされるのがミッション側のジョイント。ゴム製である。なぜゴムでできているかというと余分な力を逃がすためであり、ここを金属製にすると無理がかかってミッションが壊れるそうだ。じゃあゴムだと壊れないのかというとそんなことはなく、今度はミッションではなくゴムが壊れる(正確に言うとゴムジョイントの中のボルトが折れる)。とにかく耐久性を後回しにした車が多いのが、この時代のロータスのトホホな特徴。