サバンナ、その1


 初代のサバンナ、いわゆるRX-3である。実は前のオーナーは、だいぶ前に紹介したMDS祭りに来ていたカウンタックのおっちゃんなのだ。写真のはクーペだが、他にセダンとかワゴンまでもラインナップされた。




 フロントグリルには、おきまりのロータリーのマーク。銀色のおむすびの中に、丸mマークのおむすびが入っており、さらに「RE」の文字が・・・くどいといってもいいくらいの主張である。しかし、全てのサバンナがロータリーだったわけでもなく、レシプロ仕様もあった。なんでもありである。




 リアビューはこんな感じ。当時のマツダの車は、初代カペラ(ロータリー搭載でミラーマンに登場)、グランドファミリア(レシプロのみ)と、このサバンナに外観のよく似た車が多かった。いずれもクーペとセダンの設定があった。現在の車はハッチバックとか1BOXが主流だったのが、この当時はクーペ(2ドア)も幅をきかせていたのだ。




 上記の車のに共通する特徴は他にもある。後席の窓ガラスが全開できたのだ。これは当時のマツダ車のみ(といっていい)に見られた利点である。そのころはクーラーが付いていない車もかなりあったので、後の窓が開くのはありがたかった。