ロータリー搭載のパークウエイ、その1


 今回登場した大型の旧車、パークウエイである。マツダがマイクロバスを作っていたの、皆さん知ってた??






 ところでこのマイクロバス、タダの車ではない。なんとロータリーエンジンが付いているのだ。生産台数わずか44台、現存台数6〜7台。AZ−1よりも遙かにレアな仕様である。エンジンはキャブ仕様の13B、もちろんNAだ。車には誇らしげ(?)にRE13とかいてある。




 「RE公害対策車」のステッカーが懐かしい。当時はまだ排ガス浄化触媒が開発されておらず、エンジンの燃焼改善でエミッションをなんとかしようとしていた。ホンダのCVCCがそれ。ただし逆にNOxが増える問題もあった(当時問題にされていたのはHCとCOであるため、とりあえずこれでよかった)。REは燃焼温度が通常のガソリンエンジンより低かったこともあって、NOxが少なくまたサーマルリアクターによってHCやNOxもさげることができたので、低公害車と謳っていたのだ。しかし、三元触媒が開発されまた排ガス規制値も厳しくなった今では、逆に低公害とは言えない状況になっているのだが・・・




 所有しているのは、REの世界では有名なOKURAである。




 では次のページより詳しく見ていこう