チェックするエンジンの概要


 前述の通り、このエンジンは16万9000キロさんより譲っていただいた16万5千キロ走ったエンジンである。遠路はるばる、北の大地から広島まで輸送されてきた。




 現在の16万9000キロさんのAZ−1に付いているエンジンは、リビルトものである。そのため、載せ変えに必要なパーツは、今回譲っていただいたエンジンから取り外されているものもある。具体的には、ターボ・一部のワイヤーハーネスがなかった。




 このエンジンは6万キロの時、一度オーバーホールしたとのこと。その際、タイミングベルトは交換したが、その他のどの部品を交換したかは記録に残っていない。見た目から言うと、オイルパンは取り外した形跡があった。またウオーターポンプも交換されていたと思われる。カムカバーははずされていた可能性が高い。
 エンジンを載せ変えた理由は、エンジンから異音がし始めたためである。原因は恐らくメタルと考えられるが、当然これも原因を明らかにしていく。