カウンタック




 なんだかんだといっても、やっぱりこの車しかないですな。日本人のガルウイングに対する心の故郷。このカウンタックは、本ミーティングのオフィシャルの人のだ。




 ダッシュボードには、一面に布が貼られていた。これはフロントガラスが寝ているために光の入射量が増え、熱負荷が増してダッシュボードが割れることを防止する意味があるものと思われる。ダッシュボードの骨組みはプラスチックだと思うが、骨組みが割れても布は割れることがない。




 エンジンルームをみてみた。アナクロなキャブにソックスタイプのエアクリーナーが12個。赤いイグニッションケーブルも長い長い。合計するといったい何メートルになるのだろうか。




 意外なのはラジエター。左右についているが、1つ当たりの容量はかなり小さい。しかもしっかりとしたシュラウドではないため、うまく冷却できるかどうか心配だ。さらに意外なことに、材質は真鍮だった。