トヨタ2000GT、その1


 松江(山陰)ということであまり遠くからの参加はなかったのだが、この2000GTは福岡からの参加で最も遠くからやってきたと思われる。ナンバーは福岡52と比較的新しいのだが気合いは十分だ。





 オーナー氏が会場に到着して間もない頃、ライトカバーをはずして磨きだした。素人目には、こんなことをやっているとビスのネジ山がすり切れそうで怖いのだが・・・


 こちらはオーナー氏が展示していた2000GTの説明文。旧車のオーナーがここまでするのは珍しい。なんてったって、通常はただ車を並べているだけだから。それは今までの旧車ミーティングのレポートをみればわかる。それにしても分かりやすいように大きなフォントを使い、強調したい点には赤線を引くなど工夫が見られて完璧。他の旧車オーナーも見習ってもらいたい点だ。
 「残念ながら現在までにこの車を越える日本車は存在しない」と書いている点も、2000GTへの強い思い入れと誇りがなせるものだ。これらの点については我々AZ−1オーナーも見習いたいものである。


 話は変わって、昔猿のように計算したことがあるのだが、1992年と1968年の自動車の新車登録台数と2000GTの生産台数及びAZ−1の生産台数を比較すると、新車登録台数に対するAZ−1の存在比率は2000GTより小さかったのだ。う〜ん、昔そんなに2000GTをみたかなあ。変だなあ。