会場に現れた車

大雑把な解説で説明します。詳しくはホンダ旧車系のサイトを検索してください。




 T360 ホンダ初の量産4輪車がこれで、試作に終わった軽スポーツS360のエンジンを積む。360CCながら4気筒DOHCで30馬力を発生する。



 小型商用4ナンバーのT500は荷台が長く、色が違うのが相違点。荷台の下にはこんなマニホールドが。「絶対トラックとは思えない音」と形容されるエンジン音は必聴である。




 エスはオープンばかりではない。S600とS800にはクーペボディーもあった。またS800初期まではリアサスがチェーンタイプといわれるスプロケットを二つ並べた特殊なトレーリングアーム独立懸架であり、その後リジットサスに変更される。この車はS800クーペのチェーンタイプである。外見上600と800はグリル、ボンネット、テールランプが異なり、チェーンとリジットは、リアホイール中心の形状とスペアタイヤ搭載位置が鑑別点である。




 S800、S600、S800クーペ。左のS800はお世辞にも綺麗な外装とは言い難いが、それがオーナーのこだわりだったりして、しっかり走る(笑)。