このHPの方向性

 このHPが多くの人に見てもらえているのはありがたいしうれしいのだが、困った問題も1つある。それはどういう方向に進んでも必ず不平不満が出るということだ。例えば先ほど出てきた「特別企画」や「AZ−1目撃情報」というコンテンツがあるが、これは不要だという人がいる。そんなことに力を注がず、AZ−1に関して直接役立つ「互換部品情報」等に注力しろとのご意見だ。確かにその通り。また特別企画の内容に関しても「面白いからもっと辛口にしろ」という人もいれば「あんまり悪く書くな」という人もいる。
 その一方で「AZ−1目撃情報」はいるという人もいる。が、そういう人も現状に満足しているわけではなく、「最新の目撃情報を一番上にして並び替えろ」と不満を持っていたりする。早い話が、このHPでは全ての人を満足させることは不可能なのだ。
 で、結論。どういう方向に進んでも文句が出るのなら、いろいろなご意見に耳を傾けつつ、最終的には数の理論と自分の判断で方向性を決めていくしかない。このHPの方向性ということでついでに言うと、このHPは仲良しクラブではないし、AZ−1オーナーの出会い系サイトでもない。AZ−1に関する有益な情報(モータースポーツ、改造、保守、ドレスアップ、オリジナルパーツ等)を積極的に交換し、ここを見ている全てのAZ−1オーナーに等しく還元していく場である。この場にいてほしい人は、AZ−1のために何が重要なのか、何をすべきなのかを合理的に判断し行動できる人だ。言い方を変えると、個々人の様々な考え方や主義主張・方向性の違い、些細なわだかまりを乗り越え(認めあう or 目をつむる or 我慢する)大局を見据えた上で現状に甘んずることなくAZ−1について改善・変革していける人である。
 自分にとって未知の領域に入っていくには抵抗がある。我慢がいる。厳しさもある。でもこれをやりきったら、とてつもないパワーが出てくる。初回のレポートでも少し触れたが、ここ数年でそいういう人たちに集約され彼らと協力しあえてきたからこそ現在の濃いHPへと発展させることができたのだと思うし、将来もそういう人を増やして活動しないとAZ−1は旧車の犯した過ちを繰り返し、希少絶版車として誇れる存在にはなれないだろう。