怪しい解体車2(フィガロ、ミラーサイクルのユーノス800)

 電柱に刺さったらしいフィガロ。フィガロの解体車はままみるのだが、ほぼ理想的な状態でおいてあるのは初めてみた。まず天井。先ほどのロードスターのように、オープンになる車はなぜか屋根の開いた状態で解体車として放置されていることが多い。私がみた他のフィガロは屋根があいたままだったのだが、こいつはちゃんと閉まっていた。そのため雨が入らず内装も現状をとどめている。


 ところで日産のパイクカーのHPはなぜか少ない。パイクカーに思い入れがあったからこそその車を選んだはずであり、そういう思いがあるとHPにまとめやすいので、たくさんのHPが出来てもいいはずなのだが・・・


 次はユーノス800。しかもミラーサイクルエンジンである。ミラーサイクルエンジンの解体車は過去に何度かみたことがあったのだが、それらは全てエンジンがはずされていた。が、こいつはちゃんとついているのだ。


 しかし問題もあった。なんと16万キロも走っているのだ。本当に乗りつぶしたという感じだ。ひょっとするとこの車は、最も長距離を走ったミラーサイクルエンジン車ではなかろうか。これじゃあリビルトエンジンとしても利用が難しい。が、長距離走行した後のミラーサイクルエンジンのやられ具合をみるのにはちょうどいいサンプルになるかもしれない。