今回集まった人々

 今回集まったのは、私を含めて3人。写真の右から、白石さん、高橋さん、私だ。私と高橋さんは広島、白石さんは山口にお住まいである。高橋さんとは高速のサービスエリアで待ち合わせ、白石さんとは現地で落ち合った。



 この写真は昼食をとるのに一旦会場を出て、白石さん行き着けの店の駐車場で撮影したもの。それから戻って会場へ再入場するとき、三人の思惑が一致したことがあった。それは車でのパドックへの侵入。実はJohn Bull RUNは英国車とか欧州車以外はパドックに入れなかったのだ。ところがそれにもかかわらず午前中の会場散策では日本車がちらほら・・・。「チャンスがあればパドックへAZ−1で侵入するしかない」、と思ったわけだ。で、再入場の際に午前中とめていた一般来場者駐車場に行かずパドックの方へ行った。すると・・・
 すごいすごい、みんなこっちを向いた。フィルムがなくなってしまったのでそのときの様子が伝えられないのが残念だが、ミニやスーパー7に食傷していたギャラリーたちは、3台のAZ−1の同時入場に騒然(そこまではいかないか)となった。なんといっても圧巻は3台いっせいのガルウイングのオープン。目立つ目立つ。どうひいき目に見てもフェラーリより目立っていた。隣にとめてあった車に乗っていた人なんか、1分以上こっちをみていたぞ。10年、20年と時を経た後クラッシックカーフェスティバルに参加したら、AZ−1こそ確実にヒーローとなれる、AZ−1こそ最も注目される車になると確信できた瞬間であった。


 今回集まったAZ−1は基本的にノーマルばかりだが、面白いのが白石さんのAZ−1。自作の助手席用フットレストがあった。これはDIY店で売っている「イレクター」というパイプを使って作ったもの。写真ではわかりにくいが矢印のところが蝶番になっている。そこでイレクターを適当に切って現物合わせをおこない、位置が決まったらエルボやジョイントとイレクターの隙間に接着剤を流し込む。これで正確な寸法取りをせずともぴったりフィットするものがつくれるのだ。