結局どのオークションで売り買いするのがいいのか?
ここで、AZ−1的にはどのオークションを利用するのがいいのかを出品者、落札者ごとにまとめる。
出品者
これは圧倒的にヤフオクの利用が有利だ。各種システム利用料の支払いが必要だが、出品したものが売れなければオークションに出した意味がない。すぐに現金化する必要のないものは出品料のかからないビッダーズに回すといった使い分けも考えられるだろう。
落札者
出品数(品揃え)の多さから判断すると、やはりヤフオクが有利だろう。しかし出品数が多いということはそれだけ集客力もあるということなのでライバルも多くなり、落札価格が上昇しやすいという欠点もある。
ライバルがいないという点ではビッダーズが圧倒的に優位だ(笑)。実際にAZ−1関連のもの(雑誌)を2点ほどビッダーズで落としたことがあるのだが、入札価格が上がることなく低価格で落札することができた。また前述の通り、オークション統計ページ(仮)では各オークションの出品物を一度に検索できるので、落札オンリーの人にとっては、どこのオークションに出品されても特に不都合は生じない。できるなら、落札価格の上がらないビッダーズに出品してもらいたいところだ。
というわけで今回をもって、インターネット上の一大イベントであった「ヤフオク有料化」についてのレポートを終了する。今回の有料化の動きは、1社で80%近いシェアを持った会社の横暴であったともいえる。今後さらなる有料化がまちうけているのか注視したい。