5月15日以降のYahooオークション等の出品数


 オークション統計ページ(仮)のデータで説明すると、5月15日直後のYahooオークションの出品数は若干減少しただけで大幅な落ち込みは見られなかった。またヤフオク以外のオークションの出品数にも伸びはなかった。つまり、大して変化がなかったということだ。これは出品システム利用料を払うと覚悟を決めたヤフオクユーザーにとっては、落札システム利用料は大きな足かせにならなかったということだろう。



各オークションの出品数の変化


 一方5月15日以降の出品数の変化はどうだろうか。ヤフオクに関して言えば、増加傾向にある。1ヶ月で約20万件の増加だ。なんか少ないように思えるが、この伸び率はシステム利用料導入前とほぼ同じで、この伸び率のまま10ヶ月ほど経過すると、全出品数は1出品数あたり10円の出品システム利用料を取らる前の02年4月の水準に回復する。また落札率に関してもヤフオクは他を凌駕している。



各オークションの1ヶ月間の出品数変化




各オークションの落札率


 以上の結果をまとめると、なんだかんだと言ってもヤフオクの圧勝であったこと、またこの傾向は今後も続くといえる。