ガレージ拝見、3


 前回のレポートでもお伝えした通り、コスモスポーツをお持ちの福田さんはAZ−1も持っている。しかも2台。1台は大学生の息子さんが現在乗っているとのことだった。で、この秘密基地にはAZ−1の部品もたくさん保管されていたのだ。

 まずはこちら。M2 1015のボンネットが見える。実は裏にはもう1枚、青のノーマルのボンネットもある。




 これはMSのマフラー。AZ−1に装着すると排ガスの熱で焼けてくるのでほとんど使わないそうだ。




 これは超貴重品。純正オプションのマフラーカッターだ。このマフラーカッター、外側の楕円の部分はステンレスなのだが、内側にある2本のパイプは鉄でできているというくせ者で、装着するとすぐに錆びてしまうのだ。というわけで、陳列しておくしかない代物だ。




 最後はドア回りのゴム・プラスチック部品一式。箱には「AZ−1ドア回り、18000円」と書かれている。ウエザーストリップ等ゴム製品関係では旧車で痛い目にあっていると思われるので、その経験が十分に生かされた部品収集と言える。秘密基地のスペースはまだまだあるので、これからも部品がどんどん増えていくだろう。みんなも福田さんの取り組みを参考にして、稀少絶版車たるAZ−1の保守に励んで欲しい。