サブローのモデルとなったABARTH 850SS

 400万円のAZ−1ボディーキット、通称サブローのモデルとなったと言われているのが、このABARTH 850SSである。ずんぐりむっくりしているスタイリングが何ともかわいらしい。





 例のごとく、説明書きから抜粋する。

 限界に挑戦した小粒なマシン。アバルトは数々の栄光を勝ち取り、「ジャイアント・キラー」伝説が生まれた。フィアットのシャシー、ザガートのボディー、アバルトのエンジンチューニング。
 わずか1リットルに満たないコンパクトなエンジンをリアに搭載したこのマシンは若者達に絶賛され、富豪たちの高価で大排気量のマシン達を追いかけ回したという。FIAT ABARTH 850SS RECORD MONZA COUPE ZAGATOは、アバルト神話の「ジャイアント・キラー」時代を疾走した1台である。


 「富豪たちの高価で大排気量のマシン達を追いかけ回したという」という行は、まさにAZ−1そのものではないか。