コンクールデレガンス

 前述の通り、ギャラリーでやってきた人の車もコンクールデレガンスの参加車両として扱われる。今回入賞した車で特に印象深かった車を紹介したい。

 まずはフィアット126。フィアット500の後継車として開発されたのだが、あまり売れなかった悲運の車だ。まあスタイリングをフィアット500と比べると、売れない理由もうなずける。はっきり言ってあんまりかっこよくない。
 このオーナーは若い女性だったが、若いのに濃かった。インタビューでもフィアット126のポイントをしっかりと押さえて説明していた。車の説明のうまさでは、入賞者一。




 こちらはルーチェロータリーのセダン。この車のすごいところは、今年新車として登録したという点である。話しによると、なんでも工場の横においてあった車をレストアしたとのこと。プラスチックのメッキがはげている部分もあったが、おおむねきれいに仕上がっていた。