太田選手「お帰りなさい」セレモニー
1998年、大雨により前の車があげた水しぶきにより視界がほとんどない状態で行われたレース。スタート直後にクラッシュして前身大やけどを負った太田選手が帰ってきた。一時は通常の車の運転さえ無理と言われていたのが、レーシングカーを操れるまでに回復した。本人曰く「昔はフェラーリを乗りこなしていたという感があったが、今はまだフェラーリに乗せられている感じ。でもここまで回復できてうれしいし、あるいみざまあみろという気持ちもある」とのことだった。
当日はフェラーリに乗ってコースを回った。そのときのフェラーリのゼッケンは27番。奇しくもクラッシュしたときの車と同じゼッケンとなった。コースを回って車から降りる太田選手に向かってギャラリー一同が「お帰りなさい」というかけ声で迎えた。
本当はFISCOでお帰りなさいセレモニーをやればいいんだが、しゃれにならないんで、はるばる岡山までやってきての帰還報告となった。