フィールズ社長、AZ−1に乗る!



 この人がマツダのフィールズ社長である。フォードから派遣された社長で、大手自動車メーカーの中では最も若い38歳。その社長がステージ上でのスピーチを終えると車の前までやってきて、1台1台丁寧に見て回っているではないか。そこでAZ−1の所に近づくまでじっと待機し、AZ−1の前まで来たところで無理矢理乗せた、ねじ込んだ。フォード出身の社長がAZ−1に乗り込んだのは(見たのも)、恐らくこれが最初であろう。これだけでも防府に来た甲斐があったというものである。ついでにAZ−1の部品は永久に供給するとの約束まで取り付けた(ゲロ嘘)



 乗り降りの様子だが、AZ−1を初めて見た人とは思えないほどスムーズに乗り降りできていて、逆にこちらの方がが驚かされた。「この車がマツダを傾かせた原因の1つですよ」とは、さすがの私も言えなかったが、AZ−1のことを記憶の片隅にでも置いてもらうことはできただろうか。