乗り合いバス、その他のバスのスペック



 最初に紹介するのは、ノンステップバスである。名前も「ノンステップ」という思いっきりそのまんまの名前がついていた。三菱製で全長10.44m、車重は14.3トン、63人乗りで240馬力だ。



 次はホントどこにでも走っているバス。日野のレインボウRJで全長8.99m、車重は10.5トン、57人乗りで215馬力だ。なんか紹介するに従って、だんだんパワーが落ちているぞ。



 こちらは限りなくマイクロバスに近いバス。用途は駅と団地を結ぶシャトルバスとして使われている。このバス、今まで見てきたバスの中で最も非力である。全長6.99m、車重は6トン、39人乗りで129馬力だ。人間の体重を一人50kgとすると、満員になったときのバスの重さは約8トン。このバス、本当に動くのか??



 最後に登場するのは意外な力持ち、献血車である。8人しか乗れないのに310馬力もある。献血の機材を積んでいるから通常のバスよりは重いと思ったら、ほとんど同じの13.2トンであった。乗車定員を考慮したパワーウエイトレシオは、今まで紹介してきたバスの中で飛び抜けて高い。というか、オーバースペックじゃないのかこれは。善意の募金や献血の結果作られてきた献血バスが、無駄遣いの固まりになっているような気がする。