対ゴム攻撃性(高温での変化)

 ゴムと溶剤が接触するのは常温とは限らない。エンジンの熱が伝わってくるためだ。そこでガイアックス、ガソリン、アルコールを約80℃に加熱し、3時間経過した後の膨潤性を見てみた。ちなみに温度が高い方が膨潤しやすくなる。
 これも同じようにアルコールを溶媒に用いた場合、1番のOリングが若干膨潤しただけで、あとはほとんど変化はなかった。

  インジェクタ インジェクタのOリング タンクホース 燃料ホース リターンホース
実験前 14.6mm 11.5mm 13.6mm 13.6mm 12.1mm
アルコール 14.5mm 12.7mm 13.9mm 14.2mm 12.4mm
ガソリン 15.5mm 11.9mm 13.8mm 14.3mm 12.7mm
ガイアックス 15.8mm 11.3mm 14.0mm 14.4mm 13.0mm