内装

 運転席を見ていく。軍用車そのものといった、何の飾り気のない内装。



 プレートがあった。この車はM9だと紹介されているが、プレートを見るとM5になっている。シリアルNoはM9A1のようだ。驚いたのは、この車はガソリン車である点だ。てっきりディーゼルだと思っていた。その証拠に、ガソリンだのオクタン価だのの表記がある。オクタン価は72とのこと。なんじゃこりゃと思ってい調べてみると、1952年(JIS K 2202:1952)での1号ガソリンに相当するものと思われる(ただし、同じオクタン価72でも、当時のアメリカと日本では測定法が異なっていたのかもしれない)。いずれにせよ、今となっては腐れガソリンレベルだと思う。



 これまた無骨なメーター類。



 普通のトラックでいうところの荷台部分。左右に4人ずつ、運転席に2人で計10人。



 最後は機銃。



 今回はこれでおしまい。次回も特別展示車両を中心に見ていく。