フロント部分・キャタピラー部分

 フロント部分を見ていく。



 最大の特徴は、先端にローラーがついている点。何をするものかというと、前方が高くなっている段差を乗り越えるためにあるのだそうだ。つまり、段差にこのローラーを押し当て、力ずくで車を乗せ上げるのだという。実際に機能できたのか、また仕様機会はあったのかはよくわからない。



 ラジエターグリルを覗いてみた。ラジエターのフィンが結構薄いため、当時物ではなく作りかえたのだと考えられる。



 ヘッドライトにはGEのマークがある。これは当時物??



 次にキャタピラー部分を見ていく。



 キャタピラー本体はゴム製だった。第二次世界大戦中は、金属だったのだろうか??



 フロアをみてみた。キャタピラーの前側を撮影したもので、中央にあるのはデフ。戦車のように左右のキャタピラーが独立して動く構造ではない。コスト上そうなっているのだと思うが、小回りはきくのだろうか。



 次頁では、内装を見ていく。