フロント部分

 最初はフロント部分の詳細から。



 なんといっても素晴らしいのが、スケールモデルでないにも関わらずフロントバンパー部分にフックがついている点。この存在はモデル全体のディテールには寄与しないが、だからこそ細かく作り込んでいることを示す部分でもある。



 矢印部分のエッジも出ている。またウインカーは段付きで引っ込んでいる。



 ボンネット。実車に存在する特徴をよく出している。オートザムのマークも綺麗に印刷されている。



 フロントフェンダー。実車のようなフェンダーの曲線を、かなりデフォルメして表現してある。



 カウルアッパーも表現されているぞ。



 ヘッドライト。スケールモデルでは鬼門となる部分だ。この角度から見ると、デフォルメされているとは言え、ヘッドライト本体・マツゲ・目の隈・ボンネットの位置関係や構造は実車と良く一致しているように見える。



 ところがこの角度だと、出目金になってしまった。見え方が変わるのがデフォルメモデルの面白いところか?



 次頁では、サイド部分・上部分を見ていく。