ラジエタータンクの流通ルートをKOYORAD(コーヨ−ラド)製ラジエターから推測する、コーヨ−ラド製AZ−1ラジエターのタンクはどうだ?
矢印で示しているのがコーヨ−ラド製AZ−1ラジエター。手前にあるのが純正のコンデンサーである。
AZ−1純正のラジエタータンクを、コーヨ−ラド製AZ−1ラジエターの前に置いた(矢印部分)。見えている一部分からのみで判断するしかないが、タンクの外観形状は同じであることがわかる。
タンクがコーヨ−ラド独自のものなのかどうかを確認するため、細かい所を見ていく。矢印で示す三角のマーク。同じものが純正にもあった。
丸い跡。同じものが純正にもあった。
つまりコーヨ−ラド製AZ−1ラジエターのタンクはコーヨ−ラド独自のものではなく、純正タンクの横流し品だったわけだ。ここまで散々検討してきて残念無念。純正タンクの供給が停止してもコーヨ−ラドでなんとかなるというわけではなくなった。純正タンクの無くなる時が、コーヨ−ラド製AZ−1ラジエターの無くなる時である。そうなった場合は、タンク部分をワンオフで作ってAZ−1用ラジエターとして仕上げるしか手が無い。
なお、コーヨ−ラド製AZ−1ラジエターの詳細部分は別途紹介する。