漏れの生じたAZ−1ラジエターのタンク部分、その2

 先ほど漏れの原因箇所を特定したが、他にもまずそうな場所があった。矢印部分に写真左上から右下に向かって長いクラックが入っている事がわかるだろうか。



 このクラックが外部からも見える。内部で発生したクラックが外部にまで進行してきた状態といえる。



 あと上の写真もそうだが、外部表面のいたるところに茶色い点々が見える。写真は撮影していないが、OUT側のタンク表面に点々は存在しない。




 一方で、21万キロ走行後のアトレーでは、このような点々は見られない。



 以上の結果から、IN側の外部表面に茶色い点々が見えだすことは、ラジエタータンクの寿命の1つの目安として見ていいのかもしれない。


 次頁では、タンクの歪みを見ていく。