漏れの生じたAZ−1ラジエターのタンク部分、その1

 前々回、漏れの生じたAZ−1のラジエタータンクを見てきた。タンク内部にはサビが付着していたため、タンク内部表面を見ることができなかった。が、前回のアトレーのタンクを見て、サビの付着は漏れに影響しないことが確認できたため、今回サビを除去してみた。下記の写真は、サビ除去前のもの。



 サビを拭き取って除去した。



 内部表面を見てみる。細かいクラックが入っている。



 漏れがあった場所を見てみる。前々回紹介した、漏れの部分。



 ラジエターコアとカシメてある部分にクラックがあった。このクラックは外部からは見えないし、外部にはクラックはなかった。これが漏れの原因だったのだ。



 漏れの原因がわかったところで、次頁からはタンク外部の表面を見ていく。