走行距離12万キロのワークスのタンク、その2
OUT側。IN側は無数にクラックが入っていたが、OUT側にはない。やはりOUT側には問題が発生しにくいと思われる。
変わってIN側の表面。内側には無数のクラックが入っていたが、表面にはない。
今回の結果をまとめると、以下のようになる。
1.走行距離が長いと、クラックが入りやすい傾向にある。
2.熱のかかりやすいIN側の方にクラックが入る。
3.IN側でも特にクーラントの入り口にクラックが入りやすい。
今回はこれでおしまい。次回は今回の結果を踏まえ、45万キロ走行のAZ−1のラジエターを再び見ていく。最後になるが、アトレーとワークスで走行距離がほぼ同じなのにも関わらず、ワークスの方が劣化が大きいように見える。この理由については別途検討する。