AZ−1のブレーキホースは交換すべき
「ブレーキホースの表面にまだクラックが入っていないから交換しなくても大丈夫」という人が多いのではないか。実は私もそうだった。が、今回の結果を見たならば交換した方がよい(断言)。
1.交換必須のブレーキホース
工場出荷時についていたホース(30年前のホース)。途中のカシメの形状が、下の写真のようなやつ。
2.ひょっとしたら交換した方がいいかも
途中のカシメが、こんな形状をしたAZ−1のブレーキホース。中にスリーブが入っているので、交換必須のプレー木ホースで見られたようなブレーキホースの内径が途中で細くなることはない。しかしAZ−1の場合だけなのか、スリーブにゴミがついて詰まりやすい。
「ひょっとしたら交換した方がいいかも」のブレーキホースだが、遅くとも2000年にはこのタイプに切り替わっていた。欠品になる直前のホースなら、交換後にあまり時間が経過していないことから、無交換でも大丈夫と思う。
「欠品になっているのにどうやって交換するんだ」ということになるが、これはもう社外のブレーキホースに交換するしかない。特にステンメッシュホースは、ホース途中でカシメていないタイプがほとんどだと思うので、今回気がついた問題は発生しようがない。