切削箇所、その2
コンロッドの頭。
頂点の部分は削っていない。何か意味はあるのだろうか。
H鋼のような部分。ここは無加工に見えた。ここを削ると強度に影響するため手を付けなかったか。
見た目で最も差があったのが、コンロッドのキャップ。強度に影響しない部分なので、ざっくりと削られている。コンロッド本体の切削はバランス取り&全体質量の低減、主なバランス取り箇所はキャップということか?
なお、ピストンを見たところ削ったような跡はみられなかった。元々軽いので、質量を合わせるには効率が悪いということなのだろう。
以上を踏まえた上で、次頁ではコンプリートエンジンのコンロッド&ピストンなどの質量を比較していく。