出力電流の確認
今回は動画までは撮影していない。電気的負荷条件などは以下の通りだ。
エンジンは基本的にアイドリングで回している。電気的負荷が高くなったとき、回転数を上げている。
電気的負荷は、以下の通り。
ECUや燃料ポンプの駆動に必要な基本的負荷+ヘッドライト(ハイビーム2灯)+ブロアMAXスピード+ラジエター電動ファン+熱線
ここまでが、AZ−1が必要とする最大電流と考えてもらって良い。
そして、追加の電気的負荷としてH4バルブを1つずつ点灯させ、最終的には12ヶ点灯させる。
結果は以下の通り。結構電流が流れた。
8ヶ点灯。
10ヶ点灯。
最後に12ヶ点灯。
70Aだというのに90Aまで流れてしまった。が、オルタネータを触ったら非常に熱くなった。定格の70Aを超えるような場合(どんな場合があるというのだ?)は、短時間にしておこう。
以上で70Aオルタネータの件はおしまい。電動パワステを付けたときぐらいしか本領を発揮することはないが、高出力オルタネータを安く付けたい人はどうぞ。
なお、ハイブリッド化した車が多くなってきたことから、オルタネータを搭載している車が非常に少なくなってきた。オルタネータが手に入らなくなるのは時間の問題かもしれない。
次回は、本家本元ともいえる、ARD製80Aオルタネータを見ていく。まだ続くんかい、この企画。