プーリーのシム調整
ここは80Aオルタで紹介した方法と同じである。KGC30のパッソ用オルタはVリブドベルト用のプーリーが付いている。そのためVベルト用のプーリーに交換する必要がある。
使うのは、ダイハツのプーリー。スズキのプーリーと同じなのに半額で買える。
このプーリーをそのままつけるとオルタの筐体に接触するので、シムを2枚入れる。
プーリーを取り付けた。少し隙間ができている。
ここで1つ注意点が。ローターの軸に、ネジが切られていない部分が出てくるのだ。そのため、ナットでいくら締め付けてもプーリーはグラグラになる。
そこで登場するのがスズキのオルタネータのナット。このナット、ネジが切られていない部分を避て締め付けられるような構造になっている。しかも2種類ある。同じデンソーのオルタネータでも、トヨタでは設定が無いのに、スズキには設定がある。
品番はこれ。
今回は、31775-85250を選択した。次頁では、オルタネータ側のステーの高さ調整を行う。