エンジンの組立1


 さて、前回までに走行1万8千キロのAZ−1用F6Aエンジンを分解・清掃した。今回は再組立を行い、コンプリートとして完全保存するまでの作業について報告する。なお、基本的には分解作業の逆の手順で組み立てれば問題ないので、大まかなところ、例えばインマニの取り付けとか、エグゾースト回りの取り付けに関しては割愛する。またミッションもクラッチプレートのセンター出しのSSTがないため、エンジンのみの組立をもって組立終了とした。
 マニュアルを見ると、再組立したときには新品交換を指定しているガスケットもあるが、このエンジンに関しては再起動する時に改めて分解・組立するつもりなので、今までついていたガスケットをそのまま使用した。同様にボルトやナットに関しても、規定トルクでなく適当なトルクをかけて組んだ(それによるオイル漏れは発生していない)。


ピストンの組み付け
クランクシャフトの取り付け
オイルパンの取り付け
バルブの取り付け
シリンダーヘッドの取り付け