オルタネータ出力電流計測のための負荷

 大電流を流そうとすると、追加の電気的負荷が必要となる。例えばヘッドライト、ブロア、熱線、クーリングファンがONの状態で80A流れるかというと、そうはならない。これらに必要な電流が流れるだけで頭打ちになってしまう。そこで、追加の電気的負荷が必要となる。

 電気的負荷には、不要となったH4バルブを使った。6つ並列に接続した。バルブ1つに5A流れるとして、計30Aの電気的負荷を追加することになる。プラス側には60Aのヒューズを入れている。写真端に写っているの黄色いのがそれだ。



 バルブを並べる土台には、ペットボトルを利用した。その理由はPET(ポリエチレンテレフタレート)自体の耐熱性が高いこと、無色透明であるため吸熱しにくいこと、どこでも手に入ることである。
 赤いコードがプラス、黒がマイナス。バルブを一つずつ点灯できるよう、バルブとコードはH4バルブ用の平端子で接続している。



 もちろんバルブと土台のペットボトルとは接触させない。



 バルブはペットボトルに切れ込みを入れて差し込んでいるだけ。当然ペットボトルと接触しないよううまく差し込む。