カムカバー及びカムシャフトの汚れ・傷の付き具合
カムカバーを見てみると、エンジンオイルの付着による変色が認められる。この程度は普通。次にガムシャフトの具合を見てみた。カム並びにジャーナル部には特に傷及び摩耗は認められなかった。それどころかジャーナル部に至っては、まだ「当たり」さえ出ていない状態であった。全くと言っていいほど問題はない。
一方、カムシャフトベアリングはどうだろうか。F6Aの場合、カムシャフトはカムカバーに内蔵されている。つまりカムカバー(アルミ)がベアリングの軸受けとなっている。摩耗しやすいと考えられるが、傷や偏摩耗など特に問題は見られなかった。同時にカムシャフトとのガタも認められず、極めてスムーズに回転した。