今回使用するサンプル、その1

 冒頭「レアな例とは思われるが・・・」と書いたがまさにその通り。これ、水没したAZ−1のコンビランプである。バックランプの方に主にサビが付着している。



 バックランプ側のバルブソケットを外した。サビにまみれていて、もはやバルブの金属部分とサビの境がわからない。



 バルブソケットの穴が小さくて撮影が難しくわかりにくいのだが、サビの発生源はここ。ウインカーとバックランプとの間には鉄板でできた仕切り板がある。これにサビが発生し、コンビランプのレンズに付着したわけだ。この写真はバックランプ側のバルブソケットの穴から撮影したもの。ほぼ全体が錆びている。



 こちらはウインカー側のバルブソケットの穴から撮影したもの。一部しかサビが発生していない。



 コンビランプを振って、中に溜まったサビを取り出した。これだけでも結構出てくる。



 サビからして、かなりの重傷である。