耐久時間33時間目
結果の前に耐久条件を改めて記す。
1.モーター駆動電圧
13.8V(定電圧電源による)。つまり、モーターは最高速度で回転している。
2.負荷セット
無負荷。モーターの軸にはファンなどはつけていない。
3.耐久時間
合計66時間。仮に時速60kmで車を定常運転したとき、約4000km走行したのに相当する。
ただし66時間連続ではなく、例えば外出中には試験を一旦中断した。
つまり、下記のような状態で耐久試験を行った。
33時間無負荷耐久目のコミュテータ−。前回、ブラシの導線が切れてしまったことから、途中段階の様子を見ることにした。
コミュテータ−は意外と黒くなっていない(カーボンが付着していない)。
ローターを取り出した。
コミュテータ−を拡大したところ。やはりカーボンの付着は少ない。
肝心のコミュテータ−の摩耗度合いだが、耐久前後で約0.07mmほど減った。写真左が耐久後、右が耐久前である。
またブラシの摩耗度合いだが、耐久前が11.74mm・耐久後が11.38mmだったことから、0.38mmほど摩耗した。
引き続き、66時間目に向けて耐久試験を行う。