28万キロ走行後のデスビキャップ、その1

 これ、だいぶ前にgine-azさんから頂いたネタ。ミーティングが行われないためなかなか紹介する機会がなかったので、この場を借りて紹介したい。


 ネタは28万キロ走行後のデスビキャップだ。三菱のマークの形状から、工場出荷時のデスビキャップだということがわかる。



 中身を見ていこう。中心電極は問題無い。



 問題はハイテンションコードと繋がる部分の端子。摩耗がひどい。なおこのデスビキャップのみに見られた珍しい現象があった。矢印部分にクラックが見える。工場出荷時のデスビキャップはこのクラックが大きくなり、かつ3つの端子に発生するのだが、このデスビは写真の1カ所にしか発生していなかった。



 上の写真では摩耗の様子がわかりにくいので、斜めから撮影した。半月状に摩耗していることがわかる。ここまで摩耗しても問題無く機能するとは思うが、使い続けるとそう遠くない将来、ポロっと折れそうだ。



 次頁では、デスビローターを見ていく。