ダイソーやセリアのAZ−1木製パズル
これ、以前紹介したダイソーで売られていた木製パズル。
ところが最近になって復活した。パッケージは変わっているが、中身は同じである。
このパズルを別のミーティングでAZ−1のデザイナーである大黒さんに見せたところ、「これはAZ−1だね」という言葉を頂いた。大黒さんが黒と言えば黒、白と言えば白である。従って、この木製パズルはAZ−1であると正式に認定された。
しかし、新しい方のパッケージを目にした大黒さんが、最初に着目したのがこれ。
「なんでシトロエンのマークがついとるん!?」
さすがデザイナー。目の行く先が違う。が、これはダイソーの新しいロゴの一部である。
一方、同じものがセリアでも売られていることがわかった。
セリアとダイソーで異なる点は、セリアの方には一部の部品、例えばホイールなどに墨入れがしてある点だ。
ところがここで大問題発生。墨入れと他の理由も含め、「木製パズルAZ−1説」のロジックが崩れかけてきた。
まず「木製パズルAZ−1説」のロジックは以下の通りである。
1.ダイソーの本社は広島である。
2.マツダの本社も広島である。
3.木製パズルの形状は、どう見てもAZ−1である。
4.従って、この木製パズルはAZ−1をベースに作られた物である。
ところがダイソーの新パッケージには、下記のような表記が加わった。
「スポーツカーA」。以前の木製パズルは乗用車が1台だけだったのだが、複数種に増えた。スポーツカーBは、ポルシェ911に見えなくもないデザインをしている。
それはそれでいいとして、もう1つのラインナップに「オープンカー」が加わった。これに「木製パズルAZ−1説」のロジックを当てはめると、オープンカーのデザインはロードスターになるはずだ。が、これがNA〜NDのロードスターのいずれにも当てはまらないデザインなのである。
さらに悪いことにセリアの墨入れ。よく見るとフォグランプが付いていることがわかる。仮にこれがAZ−1をベースとしてデザインされていたとしても、実際はCARAかもしれないという疑問が出てきた・・・混迷を深めるデザイン論争。が、大黒さんが黒と言えば黒、白と言えば白である。従って、この木製パズルはAZ−1であると正式に認定されたということにしておこう。