サンダーバード2号か、こいつは!

 ワゴン車改造タイプは購入価格が高い上狭い、トレーラータイプは広いのだがランニングコストがかかる。この矛盾を解決するキャンピングカーがある。サンダーバード2号タイプ(私が勝手に命名した)のキャンピングカーだ。



 写真ではわかりにくいが、普通のピックアップトラックの荷台の上に、キャンピングカーのキャビンが載っているのである。



 しかし驚くのはまだ早い。このキャビンには電動ジャッキがついていて、取り外し可能なのだ。つまり普段はピックアップトラックとして使用し、キャンプに行くときにはキャビンを積む。さらにキャンピングカーのキャビンが広い上、高速道路の料金も上がることはない。また駐車スペースだが、キャビンを電動ジャッキで上げておいて、その下の空間にピックアップトラックをいれればよいので1台分のスペースで済む、キャビンの価格は250万円で、トレーラータイプと余り変わらない・・・、とまあメリットがたくさんある。欠点があるとすれば、電動ジャッキとトラックの幅が10cm程度しかないため、キャビンの下に車を入れ込むのが難しいこと、日本ではピックアップトラックの需要があまりないため、トラックの選択に自由度がないということぐらいだろうか。実際、日本ではほとんど見かけないマツダのプロシードが展示してあったことからもそれが伺える。