インジェクター、その2

 デリバリパイプ。こいつの錆はもっとひどい。



 同様に中に水や砂が入った痕跡はなかった。



 一方、インジェクターのコネクタはどうだろうか。コネクタ周囲には砂が付いているが、端子の部分には水や砂が入っていない。



 インジェクターはコイルなので、抵抗を測定してみた。13.9オームで正常範囲内。



 インジェクターを車に装着するのはこれまた面倒な話なので、動くかどうかの検証はインジェクターテスターを使った。



 下の画像をクリックすると、動画が出る。



 結果はというと、インジェクターの作動音しか聞こえない。3本ともカチカチ動いた。固着はしていなかった。本来ならば吐出量を計測すべきだが、ここまで元気だったら問題なかろう。従って水没したインジェクターは正常に作動すると判断する。


 次頁ではISCバルブを見ていく。