バカ実験、コンピュータを錆びさせる

 水没したAZ−1のコンピュータに、明らかな錆が発生していた。この錆がどんなタイミングで発生するかを検討することで、何日くらいコンピュータが水没状態にあったのかを推測することができる。また仮に水没したAZ−1のコンピュータが正常作動するならば「水没しても何日間はコンピュータは生き続ける」と言うことも可能となってくる。そこで、不要なコンピュータを水没させてみた。

 水没させるコンピュータはこれ、HA系アルト F6Aシングルカムターボ(グレードはie) のコンピュータだ。AZ−1のコンピュータと同様にデンソー製であること、コネクタなどが全く違うので使い道がないことから、手元にあったこいつを実験台にした。



 まずは基盤のみで実験することにした。金属ケース込みの実験は別途行う。



 こんな感じで1週間水にひたし、一旦乾燥させて錆具合を見る。そしてまた1週間水につける。これを繰り返す。



 時間のかかる実験なのでまだ結論が出ていない。水没したAZ−1のコンピュータが作動するかどうか、はたまた結局どんな感じで水没したのかという点も含めて、別途レポートする。